Friday, June 27, 2008

GREAT TYPE DESIGNERS SERIES Illuminating letters – Garamondの場合




「ILLUMINATING LETTERS」という名のあなたと書体を結びつけるお手伝いをするぬりえ書体見本帳を発表いたします。新作の発売に合わせて青山にあるBOOK 246さんで展示と、港千尋さんをお招きしてトークショーを開催いたします。

港千尋さんはパリの国立印刷局の最後・大日本印刷の市ヶ谷工場の活版部門を撮影した「文字の母たち」というとても印象的な写真集を出されています。フランスと東京で活版印刷を見つめた写真家・港千尋さんと、temp pressという名の小さな活版工房を東京でやっている私・澤辺の二人で活版について色々とお話をいたします。是非足をお運び下さい。


GREAT TYPE DESIGNERS SERIES
Illuminating letters – Garamondの場合

2008年7月7日(月)〜7月28日(月)

BOOK246オープンギャラリー
107-0062 東京都港区南青山1-2-6Lattice青山1F
11:00〜23:00
tel 03-5771-6899
www.book246

アーティストトークイベント
澤辺由記子×港千尋(写真家・写真批評家)
日時/2008年7月7日(月) 19:00 ~ 20:30
場所/BOOK246店内
定員/30名(要予約)
料金/500円
お問い合わせ/03-5771-6899(BOOK246)

Tuesday, June 03, 2008

お取り扱い店のご案内・4




大阪のアートブックを扱う書店・Calo Bookshop and Cafeにて、GREAT TYPE DESIGNERS SERIESのお取り扱いがはじまります。

Calo Bookshop and Cafe
550-0002
大阪市西区江戸堀1丁目8-24若狭ビル5F
Tel 06-6447-4777
12:00-20:00(土曜18:00まで)
定休日 日・月(祝日の月は営業)
www.calobookshop.com

Calo(カロ)とはギリシャ語で「美しい」という意味だと書店名の名づけ親の方から伺いました。西洋書道のCalligraphy(カリグラフィー)のCalliはCaloと同じくギリシャ語で美しいという意味です。そんな運命的に文字に曰くのある書店さんで、『文字の話/本の話「たまや」をめぐって』という企画展を6月3日から14日まで開催しております。

「たまや」は関西在住の詩人、季村敏夫さん、瀧克則さんと、装幀家の間村俊一さんによる、詩歌、俳句、写真、批評など幅広く扱う同人誌です。本文も墨と赤茶色の二色を使って活版印刷されていてとても贅沢な一冊です。最新号の発売に合わせて間村俊一さんの装丁された本の版下と寄稿者でもある港千尋さんの写真集「文字の母たち」から写真を展示するというから盛りだくさんです。6月7日には間村俊一さんと港千尋さんのトークショーが行われるそうです。お近くの方是非足をお運び下さい。

小さな見所は「たまや」の本文に使用されている紙とGREAT TYPE DESIGNERS SERIESのカードに使用されている紙が厚さは異なるものの同じ紙であるということ。どうぞお店で触って確かめてみて下さいね。