Sunday, May 31, 2009

活版レシピ「わたしの馬棚」



活版レシピとは、失われつつある活版印刷の技術を職人から収集しレシピ化するというアーカイブプロジェクトです。馬棚と呼ばれる日本語の活字ケースの文字の配列のしくみを理解する活版レシピ「わたしの馬棚」という名の新製品の発表に合わせて、大阪のCalo Bookshop and Cafeで展覧会を行います。

今回のトークショーは大阪の活版印刷所で生まれ育った漢字博士・阿辻哲次先生(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)をお招きして、馬棚の秘密と漢字の魅力についてお話します。どうぞお楽しみに。


澤辺由記子
活版レシピ「わたしの馬棚」

2009年7月11日(土)〜8月8日(土)

Calo Bookshop and Cafe
大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル5F
12:00〜20:00・土曜〜18:00(最終日は17:00まで)
※7月11日はイベント開催のため通常営業は17:00まで
日・月休み
06-6447-4777
www.calobookshop.com
info@calobookshop.com


アーティストトーク
阿辻哲次(京都大学大学院人間・環境学研究科教授・中国語学専攻)×澤辺由記子
日時:2009年7月11日(土)18時〜
場所:Calo Bookshop and cafe
料金:1500円(1ドリンク付)
定員:30名(要予約)
ご予約はCaloまでお電話かメールでお申し込み下さい。

初黒星



日本ダービー、初黒星。
二勝一敗。まあまあじゃない?

Monday, May 25, 2009

Positive letters and Negative letters


これは私が塗ったGaramond。
A to Zを切り抜いてひとつひとつ塗りました。展示の大きな見本帳は、最初はバラバラのアルファベットでした。一つの文字を塗ると、いっぺんに二つの文字が出来ました。文字は内側と外側がせめぎあって出来上がっている。書体設計はこの境界線をどうさだめるかということなのじゃないだろうか?だから文字は内側も外側も塗ってみるべきだと思う。

一年前の印刷を振り返る





「Illuminating letters- Gramondの場合」ぬりえ書体見本帳の印刷風景。

みなさん一年経ってもどうも大胆に塗れない(全く塗ることが出来ない)様なので、ポスターを印刷してる裏側をお見せしたいと思います。活版とはいえ機械の印刷機で印刷していますから、そんなに及び腰にならなくてもいいんじゃないかと思うのです。みなさんそろそろ塗ってみませんか?失敗しても別にいいじゃないですか。もし塗ったらぬりえをデジカメで撮影して、どうやってぬりえに取り組んだのかご感想を添えてメールで送って下さい。ブログでご紹介していきたいと思っています。

Typography and Typology




ある大学の研究室から届きました。

「8」を塗って、その後「r」を塗ったそうです。「e」と「r」を少し迷ったそうですが、「r」にした。フランス語の「r」の音にもならないような微妙な存在がいいなと思って、理由が無いようなぬりえにしたかったそうです。

薄いオレンジ色はまるであぶり出しの様で、初夏には爽やかでいいかもしれません。願わくばもう少し塗って欲しいなと思うのですが、ベッヒャーのポスターの隣という辺りに、先生の大変なエスプリを感じます。

Sunday, May 24, 2009

It's a win-win situation!



オークスは馬単、枠連両方勝利!

It's a win-win situation!(どちらに転んでも得をする)

Monday, May 18, 2009

ヴィクトリアマイル



強風吹き荒れる東京競馬場11R。
もちろん完全勝利!

私にはヴィクトリアが付いているから。

Sunday, May 10, 2009

勝利の女神



クワドリガにまたがるのは勝利の女神・ヴィクトリア。馬は異なるオーラを放ち、彼女からは後光が差す。一度はナポレオンに奪われ、パリへ行き。またベルリンに戻って来た。

わたしの馬にはどうやら勝利の女神がついているらしい。

蛍光色の馬たち



ペルガモンミュージアムの馬を四色の蛍光ペンでカラーリングする。
それぞれに役割が異なる。

色のついた馬



馬は色で分類される。
それは風にひらひら揺れる。