それは決して目に見えません。
あなたの知ってる言葉で言い換えると、「ひらめき」といえるのかもしれません。一見繋がっていないものを繋げることで新しい価値を見出した時、いつもの風景が全く違うものに見えてくる。そんな新しい視点の発見はあなたの世界を大きく変えます。
人はそんな瞬間を求めて学び続けるのか、学び続けるとそんな瞬間に出会えるのか。「ひらめき」は学びの中に隠された喜びであり、あなたの「学びの道しるべ」になります。生涯学び続ける糸口を大学時代に見つけ出して欲しいと、私たちは願っています。
テーマの異なる4つの棟(黙考する図書館/知識が眠る図書館/対話する図書館/研究・発信する図書館)を有する千葉大学附属図書館本館は、従来の静的な図書館と新しく生まれた動的な図書館がそれぞれ特徴を活かしたサービスを提供しながら、あなたの学びをサポートします。
「千葉大学附属図書館本館利用案内」より
コペルくんへ
「ニュートンの林檎の話は知ってるね?あの万有引力を発見したあれさ。ニュートンが偉かったのは重力と引力が同じものじゃないかと考えついただけじゃない。その思いつきからはじまって大変な努力をして実際にそれを確かめたことにあるんだよ。これが普通の人にはできないような難しいことだったんだ。でも最初の思いつきがなかったら、その研究もはじまらなかったのだからなかなか大変な思いつきじゃないか。偉大な思いつきというのは、案外簡単なとこにあるんだね。だから、あたりまえのことが曲者なんだよ。わかりきったことをどこまでも追いかけてゆくと、もう分かりきったことなんていってられないことにぶつかるんだよ。」
おじさんより
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎/岩波文庫より抜粋
かたらいの森には、目には見えない秘密の林檎の木がある。
それは見いだそうと追い求める者の前にしか現れない。
「アカデミック・リンク!」
ようこそ、「ひらめきの図書館」へ。